離婚の理由ランキング



夫婦が何らかの理由で一緒に生活することが出来なくなったとき、離婚という選択を取ることがあります。
日本では、年間に夫婦3組中1組が離婚をしているといわれています。

夫婦が離婚をする理由は本当に様々で、結婚してから相手の両親や親族と上手くいかない、生活スタイルが違い過ぎてすれ違いが多い、夫婦どちらかの浮気などがあります。

ここで、離婚の理由で最も多いもの4つをランキング方式でご紹介します。


4位、義理の両親とソリが合わない

結婚をしてご両親と同居する夫婦もいると思います。そのとき義理のご両親と上手く人間関係を築くことが出来れば問題はありませんが、義理の両親と夫または妻が仲違いをしたりすると、それが原因で夫婦仲が険悪になり、離婚の理由になるケースがあります。

義理の両親と仲が悪いからといって、結婚後スグに離婚をするという夫婦は少なく、何年か一緒に生活をしていくうちにストレスがたまり、我慢できなくなって離婚をするとケースがあります。

また、夫または妻が義理の両親のことで悩んでいるのに、そのことを夫や妻がフォローしてくれなかったりすると、離婚をする可能性が高くなるようです。


3位、借金があることを黙っていた

夫婦が黙って借金をしていた。またはその家族が借金をしていてその肩代わりをすることになったという理由で、夫婦喧嘩が絶えず、結果として離婚をする夫婦もいます。

結婚する前に借金があることを相手に伝えていた夫婦は、その後に離婚をする可能性は小さいようですが、夫婦が借金を秘密にしていた場合は離婚に至る可能性が高いようです。

また、借金があるにも関わらず浪費癖やギャンブル癖があると、離婚の可能性が跳ね上がれるようです。


2位、浮気をしていた

夫婦の浮気は離婚理由の定番ですが、1位ではないことに驚いた人もいるのではないでしょうか。
夫婦の浮気を押さえて1位になった離婚の理由は後ほど紹介します。

夫、妻が浮気をしたら許せないという人が大半で、浮気をした夫婦、そして浮気相手に慰謝料を請求して離婚をするというのが、浮気が理由の離婚の流れです。

しかし、夫婦が浮気をしても離婚はしないという人も若干存在しています。浮気をされても離婚をしないのは、浮気をした夫婦にまだ愛情が残っている、子供の将来を考えた離婚はしたくない、離婚後の生活が不安なので、離婚に踏み切れないといった背景があるようです。


では、2位の浮気を押さえて、離婚の理由で1位になったのは...。


1位、夫婦の性格の不一致

驚いたかもしれませんが、現在最も離婚の理由で多いのはこの「性格の不一致」です。
この背景には、夫が働き、妻は家を守るという古い考えから、女性も外で働くという共働きの考えが生まれたことで、夫婦生活の中で夫婦お互いがすれ違いを起こす事が増えた、夫婦に別々の趣味がある、結婚をしても1人の時間を大事にするなど、結婚観の違いが性格の不一致という理由になり、夫婦が離婚するようです。

夫婦が共同で生活していれば、生活習慣の違いや価値観の違いなどで衝突することはあります。長年結婚生活をしてきた円満夫婦なら、多少の性格の不一致なら話し合いなどをして上手く解消したり、折り合いを付けることができるようです。

しかし、一度この性格の不一致で夫婦仲が悪くなってしまうと、相手のすること全てが気に触って、イライラを募らせることもあるようです。


いかがでしたでしょうか?離婚の理由を知ることで、夫婦生活の中にある問題点をいくつか明確にすることができたのではないでしょうか。
離婚には大きなリスクもつきまといます、夫婦が離婚をせずに長く円満でいるためにも、夫婦がお互いを気遣い、助け合うことが大切なのではないでしょうか。