産後クライシスという言葉を知っているでしょうか。
テレビやネットでも取り上げられることがある産後クライシスとは、女性が子供を出産後、夫婦仲が急激に悪くなる現象のことを言います。
特に、子供を出産してから3年以内は、夫婦仲が悪くなり、離婚する夫婦が急激に多くなるそうです。
† 産後クライシスが起こる原因
産後クライシスはどうして起こるのか?
また、子供を出産した後、必ず産後クライシスは起こるものなのか?
現在、出産を控えているご夫婦やこれから夫婦になろうとしている方がたは、気になると思います。
産後クライシスの原因は、いくつかあります。
・出産後、夫婦のコミュケーションが無くなった
出産後に、妻は子供の育児と家事に追われ、夫との日常会話が急激に減少することで、産後クライシスとなる場合があります。
・夫が育児に協力的でない
夫が育児に非協力的で、育児だけでなく、家事も手伝ってくれない、家族のことを優先してくれないなどの不満から産後クライシスに発展する場合があります。
・イクメン過ぎる夫との意見の違い
慣れない育児で、女性はストレスを感じていることがあります。そんな中でイクメンの男性と育児の方針で意見がぶつかりあって、そこから産後クライシスになることもあります。
・夫婦の生活スタイルの変化
お子さんが生まれると、夫婦の生活は、お互いが中心ではなく、子供が中心へと変化します。
この変化にお互いが対応できず、すれ違うことが増え、産後クライシスになる場合もあります。
この原因からわかるのは、どの夫婦でも産後クライシスになる可能性が潜んでいるということです。
では、産後クライシスを防ぐためには、夫婦でどういった対策を取るべきなのでしょうか。
† 産後クライシスを回避するために
† 産後クライシスを回避するために
夫婦が産後クライシスを回避するためには、産後クライシスとなる原因を排除することで、離婚を回避することができます。
- 夫婦のコミュニケーションをしっかり取る
- お互いが妥協点を見つける
- 夫婦以外の子育てに協力してくれる人を見つける
- 育児に夫婦が協力しあう
ここで挙げた対策は、夫婦にとってはあたり前のことなのかもしれませんが、子供を出産したあと、育児に追われる毎日の中で、こうした部分を夫婦で話し合うことができないことも多々あります。
生活スタイルが夫婦から、子供が増えた家族としての生活にシフトする前に、出産後のことをお互いが話合い、その準備をすることで、産後クライシスを未然に防ぐことができるのではないでしょうか。