離活



日本では晩婚化が進み、30代でも結婚をしない男女が増えているというニュースを見て、最近では婚活サービスを使って未来の夫や妻を探す、婚活に力をいれている人の話を耳にしますが、婚活ブームの裏では、「離活ブーム」が進んでいたことを知っていましたか?

離活とは、離婚のためにする行動、活動のことです。
例えば、配偶者の浮気が発覚したら、その証拠を探偵に頼んで集めてもらうのも、離活のひとつです。

離活をなぜするのかと言えば、離婚をしたことを後に後悔しないためです。
そこで、後悔しないための離婚をするため、ただしい離活のポイントをまとめてみました。



 
・収入を得る、経済的な自立をまずは目指す
専業主婦として、結婚してから仕事をせずに家事や育児に時間を使ってきた女性は、離婚をするにも、経済的な不安から離婚したいのに出来ないという場合があります。
そのため、経済的に自立ができるようパートを始めてみたり、相手に気がつかれないように、資格などの勉強を始めるのもいいでしょう。
なかには、へそくりや貯金でしのぐという人もいるのですが、へそくりや貯金は夫婦の共有財産として見られるケースがあるので、離婚をすることを決めてから使い込みなどをすると後から相手側から返却を求められケースもあるので注意が必要です。


・法的な措置、または手続きについて調べておく
離婚をするのも、離婚届けに捺印をして役所へ提出したら、「はい離婚」とはいきません。
お子さんがいれば、お子さんの親権や監護権、養育費などの問題もありますし、どちらかに離婚をする原因があれば慰謝料を請求したり、請求されたりする場合もあります。
他にも、財産分与や保険料の解約など、残った住宅ローンをどちらが払うのか、土地はどっちに所有権があるのか、など決めなくてはならないことがたくさんあり、離婚をした夫婦の中には、これらの手続きに1年以上時間が必要だった、または、何年もかかったという人もいます。
事前にどういった手続きが必要なのかを調べておきましょう。


・証拠集めと、戦う覚悟
相手が浮気をしていて、それが理由で離婚をする場合、慰謝料の請求をするために、浮気の証拠を集めなくてはなりません。探偵へ依頼をして調査をしてもらう、または自分で証拠を集めるという方もいると思いますが、この証拠集めるをする段階で、覚悟も必要です。
これまで夫婦として生活してきた相手と、相手の非によって離婚する。個人差はあると思いますが、その原因を突き付けられると大きなショックを受けると思います。
しかし、離婚で相手と戦うことの覚悟をしっかりもって、離婚の手続きに臨まないといけません。


いかがでしたか?
後悔しないための離婚の準備で、もっとも注意したい項目を3つ挙げてみました。
最高の離婚は無理かも…。そんな風に思っている方も、もういちど離婚の手順を考えて計画を立ててみてはいかかでしょうか。